3.31 ポンド円チャート予想とブレグジット問題
こんにちわ。
2019年4月第1週のポンド円相場に挑むべく
チャート分析と値動き要因であるブレグジット問題
の推移予定をまとめて行きます。
見えないチャートの右側を探るヒントになれば
幸いです。
ポンド円先週の値動きですが
チャートはDMM.com証券様のものを適切な範囲で引用しております。
先週のポンド円相場はこのような
チャートアクションで推移しました。
高安の確認ですが
高値 146.498
安値 143.883
ボラティリティ 2.615
さすがのボラティリティを誇る通貨ペアに
なりますね。
上下260pipsも動くのはこの通貨ペアの特徴に
なりますね。
ちなみに先週のドル円のボラティリティがおおよそ
120pipsになりますので2倍強の値動きになっています。
ポンドを動かす値動き要因ですが
13日に「合意なき離脱を回避する」との動議を可決しているイギリス議会は、何とか代替策を見つけたい構えだ。4月1日にはメイ首相の離脱案に代わる選択肢を議員主導で探す議論を再開する。
— 木戸健太郎 (@kidokentaro) 2019年3月29日
「英離脱案3度目の否決 次の期限は4月12日」 『日本経済新聞』 https://t.co/LowVyY9RKd
今週はこの議会の採決がおおきなポイントに
なりそうですね。
ここで良い結果でないと「合意なき離脱が」
現実味を帯びてきそうな気配になります。
ここでの結果でポンド相場は大きく値動きしてきそう
ですので、4月1日のイギリス議会には大きな注目が集まりそうですね。
ポンド円チャート分析
チャートはDMM.com証券様のものを適切な範囲で引用しております。
チャートのように2度のレンジブレイクから
値動きしたのは下方向。
つまり円買いポンド売りになっています。
先週はかなり乱高下して取引を終えておりますので
もう少し値動きが落ち着くのを待ちたいところになります。
ポイントはアタマが切り下がってきているところ
チャートはDMM.com証券様のものを適切な範囲で引用しております。
146.498→145.484というようにアタマを切り下げて推移
しているところを見るとかなり戻りが弱い状況と言えそう。
それに加えて角度がかなり急に見えますので上値は今週も
重たいイメージになります。
戻り売り優勢の相場展開を予想が成り立ちますので
切り下げラインを描画して切り下げラインにタッチして
きた頃からチャートを監視し始める戦略が良いかと思います。
編集後記
今週はアメリカでは雇用統計がありますね。
以前のそれはかなりのボラティリティを伴って
値動きしておりました。
イギリスポンドも連動していたこともありましたが
今は無いように思えますしブレグジット問題の方が
値動き要因としてはさようしそうですね。
今週は4月1日のイギリス議会の選択を注視しながら
チャートで効いている切り下げラインの有効性を
見極めたいところになります。