ポンド円見通し2019年4月2週|チャートで分析値動き予想
こんにちわ。
先週から始めたポンド運用ブログ。
ここでは先週の振り返りとチャートを用いて
来週の値動きの予想をやって行きます。
個人的にはチャートの見方として週単位で
値動きを捉えるようにしております。
長期でもっても意味がありそうなものはポンドドルの
ショートくらいかなと思っておりますので・・・。
今週のポンド円の値動きの振り返り
チャートはDMM.com証券様のものを適切な範囲で引用しております。
ポンド円1時間足で先週の値動きを
示しておりますがチャート左側と右側では
明らかに異なるチャートアクションになって
いますね。
まずはチャート左側の上昇の要因ですが
ソフトブレグジット期待でポンド買い
市場はEU単一市場に残るソフトブレクジットへの期待感が高まってる模様
— くいっくごー (@ko_970shx) 2019年4月1日
先週は8つの提案が英下院での示唆的投票で全て否決
本日も示唆的投票が行われる予定
先週は否決されたがEUとの関税同盟残留案と2度目の国民投票案は僅差で否決となっておりその案は本日の示唆的投票でも再び採決される見通し
このツィートにもあるように週初では
ポンド買いの値動きになりました、
値動き要因はソフトブレグジットへの期待感だった
わけです。
ポンドの場合はドル円やユーロ円と異なり
かなりのボラティリティを伴って値動きする
傾向があります。
このようなポジティブな報道でも一気に300pips
近く跳ね上がってしまうことがあるのでやはり
エントリーと損切りは同時設定でないとキビシイですね。
チャート右側ポンド下落の要因
英首相、6月30日まで離脱延期要請-EU大統領は1年猶予支持か
— FX8.56trade (@ev5waysg) 2019年4月6日
メイ英首相は欧州連合(EU)のトゥスク大統領に宛てた書簡で、離脱を6月30日まで延期することを要請した。首相府が5日、書簡を公表したhttps://t.co/dOPUslte18
この報道でチャートにもあるようにチャート
右側では切り下がる形で下落していきました。
一見するとブレグジットが遠のいて良いニュースにも
見えるのですが実際のところはただ延長しているだけ。
根本的な解決ではなくいたずらにEUからの離脱問題
を後ろ倒ししている行動に他ならないわけです。
これで多くの参加者はポンド売りで反応。
週末のクローズでは一旦つけた147円を頂点に
145.50付近で取引を終える展開になりました。
今週のポンド円チャート予想
【英延期要請 EU内で疑問相次ぐ】https://t.co/hBlM8cthXr
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年4月6日
英国のEU離脱期限をめぐり、メイ英首相が6月末までの再延期をトゥスクEU大統領に書簡で要請。EU内では「疑問が多い」との声が相次いだ。
このツィートにもあるように今週もポンドを
値動きさせる要因はこれかなと。
ポイントは先延ばしに応じるか?になりますが
あれだけイギリス議会で同じやり方で否決されて
いるのだから前進は見込めないのかもしれないと思う
ユーロ圏の国も出てきそう。
そうなる最悪のシナリオ「合意なき離脱」
も視野に入ってきそうですね。
チャートはDMM.com証券様のものを適切な範囲で引用しております。
先ほどのチャートに切り下げライン
からのシナリオになるラインを引いてみましたが
このようなチャートアクションが出てきたら
入れるところを探りたいですね。
先にも書いたように少しでもポジティブな
内容でも大きなボラティリティを伴って
値動きするので注意したいところ。
ポイントはイギリス議会
合意なきBrexitを避けるため、EUに4/12のBrexit期限を延期を申請する下院決議がわずか1票の差で可決。上院での可決がまだ必要な上、延期を認めるかどうかは来週のEUの会議にかかっている。延期といっても5/22を超える延長をEUがすぐに認めるとは思えず、状況は見通せない。https://t.co/wkjoytDmrF
— kiankou (@Kiankou) 2019年4月4日
問題の先延ばしに終止符を打つようなことが
イギリス議会で出来ればこの問題も解決に進む
と思いますがこのツィートにもあるように下院決議でも
1票差というように薄氷を踏む運営になっていますね。
ポンド円の今週の見通しですが
先ほどの切り下げライン有効という風な
チャートアクションになれば戻り売り優勢な
展開を考えます。
ですので、チャートにあのラインを残して
切り下げライン付近にきたら監視を続けて
良い値幅を狙うべく時間軸を落としながら
チャンスのあるところを探って行こうかと思います。